外出先や会議で使われた資料、情報収集のためにスクラップした新聞や雑誌の切り抜き。
業務を行う上で欠かす事が出来ない紙であるが、必要ない時はかさばるだけでなく、管理するのも一苦労だ。
また、いわゆる「自炊」という書籍電子化を行い、自分の本をスマートフォンやタブレットに取り込んで持ち歩いたり、スマートフォンのスキャナアプリで資料を保存したり、というシーンを見かけるようになった。
しかし、そのスキャン性能に関してはまだ十分満足のいくものは見当たらない。
そこで、今回ご紹介するのは、Wi-Fi機能搭載のポータブルハンディスキャナー「hidescanProks」だ。
「hidescanProks」はWi-Fi機能搭載を搭載しているので、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンでは無料の専用アプリを使ってファイル閲覧・保存が可能。
また、Wi-Fi接続が出来るノートパソコンやタブレットであれば、ブラウザー経由で利用することができる。
Wi-Fi接続可能となったので、端末を選ばずに、すぐにスキャンしたデータを確認、共有できるというのは大きなメリットだ。
肝心のスキャン性能だが、「hidescanProks」のスキャン幅は21cmと、ちょうどA4用紙の幅くらいだ。
解像度は、300dpi、600dpi、900dpi。スキャン速度はA4用紙程度であれば、カラー LOモード / 3秒、カラー MIモード / 8秒、カラー HIモード / 12秒、モノクロ LOモード / 2秒、モノクロ MIモード / 6秒、モノクロ HIモード / 10秒。最大に時間がかかるであろうカラーHIモードでも12秒程度であれば、ストレスを感じることなく使えるだろう。
付属のmicroSD(2GB)を利用した場合の保存枚数の目安は、300dpi(カラー)/ 2000枚、300dpi(モノクロ)/2400枚、600dpi(カラー)/ 830枚、600dpi(モノクロ)/990枚、900dpi(カラー)/370枚、900dpi(モノクロ)/440枚 。保存形式はJPEG・PDF。OCRソフトが同梱されているので、スキャンデータの加工もできるので、スキャンデータをフル活用できる。
初回特典として、ウイルスソフト「カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ」が同梱されており、安心してWi-Fi機能を使う事ができる。
コンパクトな本体サイズと約210g(電池含む)という軽量な「hidescanProks」は、荷物になることもなく持ち運びも楽。
ハンディスキャナーはスキャン対象物の上をなぞるだけなので、ファイリングされた資料をバラバラにしたり、製本されたものをわざわざ裁断する必要もなく、1点しかない資料や大切な本などを傷つけることなくスキャン出来る。
これからの資料管理は、かさばる紙のファイリングではなく、読み取るだけで様々な管理方法が出来る「hidescanProks」を使ってスマートに管理して欲しい。