先輩・上司の仕事ぶりを見て早く自分も一線で活躍をしたいと思っていた新人時代。
気がつけば管理職の補佐、現場でのリーダーシップを発揮する中堅社員のポジションに立ち、自分が中核を担うべく奮闘の日々を送る毎日。
仕事をこなすだけで何も成長していないのでは、はたしてこのまま進んでも良いのだろうか。
責任が重くなるにつれて様々な不安が襲ってくる。
このような悩み、戸惑いが生じるのは人間として当然の事。
いつまでも成長をし続ける自分でありたいもの。
今回は、これから先の不安を払拭するきっかけとなる書「企業参謀ノート[入門編]」をご紹介。
「企業参謀ノート[入門編]」は、1985年に出版された大前研一氏の著書「企業参謀」を理解するために解説した入門書。
「企業参謀」は企業戦略・戦略思考について書かれた名書の1つ。しかし、その内容は1回読んだだけで理解できるようなものでなく、非常に難解で、途中で挫折したという声も少なくない。
そこで、「企業参謀ノート[入門編]」では、もっと平易に解説し、「企業参謀」をより理解できるように編集されている。
企業参謀という言葉だけを見ると、企業経営に大きく関わる権限を持った人というイメージだが、経営者をはじめこの先参謀として活躍する若手、中堅にも参考となる内容となっている。
自己成長をし続けるための思考法、この先参謀となるための心構え、困難や危機に直面した際の突破力を身につける方法など、仕事だけでなく人生においても身に付けておきたい思考法が数多く解説されている。
人生の大半を占めるのが仕事と言われるが、その中で自己成長する方法、人生を豊かにする方法を「企業参謀ノート[入門編]」から学べるだろう。