【IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉】
世の中には、「あそこは良い会社だな」と思う会社が数多く存在します。
もっと身近な社内に目を向けてみても、あの部署で働いてみたいとか、
あの上司の下で働いてみたいと感じる事はないでしょうか。
企業として良い評価を得て、成功していくには必ず理由があります。
例えば、いつも素晴らしいサービス・製品を生み出している、社員に活気がある、社会貢献度が高い事などが挙げられるかと思います。
このような、成功した企業の経営者達がバイブルとして読まれた1冊の本があります。
企業として成功するために必要な事を語った一冊の経営書があります。
IBM2代目社長ワトソン・ジュニアの言葉をまとめた本書『IBMを世界的企業にしたワトソンJr.の言葉』です。
多種多様な性格の人材の集合体である企業の中で、経営者はどう考えるべきか、企業が良い評価を集め、成長していくために必要な事を3つの信条を基礎としています。
1.個人を尊重せよ
2.世界中の会社の中で、一番のサービスを提供せよ
3.すべての仕事を最高のやり方で完了するという思想をもって遂行せよ
社員は会社の財産であり、なによりも社員の事をまず第一に考え、組織全体で良いサービスを作りだしているという意識を持ち、仕事を完璧な形で遂行することがIBMの基礎となっているというもの。
今から約50年も前に書かれた内容は、色褪せる事なく、今でも数多くの経営者に大きな影響を与え続けています。
そしてこの3原則、会社全体のみならず、各部署単位、家族単位にも当てはめて考えてもまた新しい発見があり、経営者向けの本としてではなく、様々な立場の方にも参考となる言葉として読み進める事ができる一冊となっています。