【書籍『ザ・ビジョン』】
懸命に努力する、と口で言うのは簡単ですが
さて具体的にどうすれば良いかを考えるのは、なかなか難しいものです。
一体、何に向かって、どう頑張ればいいのか。
人間、明確な目的がなければ全力疾走もできません。
目的、つまりビジョンを持つことの大切さを説いたのが
その名もずばり、ケン・ブランチャード著『ザ・ビジョン』。
本書によると、ビジョンとは「自分は何者で、何をめざし、
何を基準にして進んでいくのかを理解することである(本文p.104より引用)」こと。
こうして文字に起こしてしまえば、至極当然のことのように感じるかもしれませんが
はたと我が身を顧みてみると、これがけっこうビジョンを持てていない。
日々、流されるまま、目の前の業務に追われる日々を過ごしてはいませんか?
本書は物語調で、ビジョンを持つことの意義、
そしてビジョンを持つことでどう変われるかを実例を交えながら、わかりやすく説いています。
しかも、紹介されているビジョンは、いますぐ実践できそうなものばかり。
社会人生活がすっかり板についてきた中堅30代、
日々のルーチンワークをこなすことに慣れっこになってしまった方にこそオススメです。