デジタルカメラ全盛の現在、フィルムカメラを使う理由はあるだろうか?
デジタルカメラの使いやすさやコストを比較すると、断然デジタルカメラの方が有利。
それでも今もなお、フィルムカメラを使い続ける愛好家達が多数存在する。
写真が出来上がるまでのワクワク感やフィルム写真でしか出せない味があるといった声をよく聞く。また、レトロなデザインに惹かれてフィルムカメラに興味を示すユーザーは少なくない。
フィルムカメラの中でもトイカメラと呼ばれるジャンルで数多くのフィルムカメラをリリースしているロモジャパンからまた魅力溢れるフィルムカメラが登場した。
今回ご紹介するのは、自分仕様のデザインが出来るカメラ「La Sardina DIY Edition」。
本体は、オイルサーディン(イワシのオイル漬け)缶をモチーフにされた個性的なフィルムカメラ「La Sardina 」がベース。「La Sardina 」と言えば、ボディデザインや素材を変えた様々なシリーズをリリースし、多くのロモ・ユーザーの心を掴み続けているシリーズだ。
今でも手に入る一般的な35㎜フィルムを使用。絞りはF8固定。シャッター速度は長時間露光のためのバルブと1/100秒。また、撮影距離は0.6〜1m、1m〜無望遠の2段階と、ビギナーにも簡単に扱える仕様。
また、ロモグラフィー特有の写真に不可欠なフラッシュ“Fritz the Blitz”を搭載。
光の強さは3段階の設定が可能。カラーフィルターを使う事でロモグラフィーな写真を撮影できる。
レンズは89度なので超ワイドアングルの広角写真を楽しめる。
「La Sardina DIY Edition」は付属の専用ドライバーを使ってカメラのパーツを取り外し、ユーザー自身のアイデアで本体をデザインする。
本体に直接絵を描いたり、ステッカーや写真を貼り付けたりすることでオリジナルデザインのカメラにする。
デザインを保護するための透明カバーも付属。
写真だけでなく、デザインにも自分の個性を出す事ができる「La Sardina DIY Edition」であなたの個性でカスタマイズしてみてはいかがだろうか。